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詩集『繭の丘。(光の泡)』
水嶋きょうこ/著

 郊外は裂け目そのもの。人工と自然が粗暴に接続する郊外の妖しさへ、「わたし」を外し、散りぢりに舞う。時空を辿り異界へ分け入り、詩の姿に変じて戻る、捨て身の往還。
(北爪満喜)

ISBN978-4-8120-2074-6  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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『花の幻 評伝・原民喜』
小野恵美子/著

ものを書く者の責務として
書きとめておかねば……。
民喜は野辺や東照宮で書きつけたノートをもとに
「原子爆弾」を綴り始めた。
「夏の花」の原題は「原子爆弾」であった。

ISBN978-4-8120-2064-7  C 0095
定価 (本体1800円+税)

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詩集『錦繍植物園』 
第24回日本詩人クラブ新人賞
中島真悠子/著

ドーム屋根の温室、そのなかでは、さまざまな植物が刺繍糸のように伸び、からまり、もつれ、縫いつけられている。はりめぐらせる色とりどりの感情、煙るような毛細血管、むき出しの神経の回路図のようにも見えてくる。それは痛々しいが、だからこそいつまでも眺めていたいほど官能的で美しい。
(白石公子・栞より)

ISBN978-4-8120-2067-8  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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詩集『フラクタルな回転運動と彼の信念』
尾世川正明/著

公園の
メリーゴーラウンドは
まわることを
やめてはならない
青空の
大観覧車も毎日
まわり続けなくては
ならない

ISBN978-4-8120-2071-5  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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詩集『私の空』
香咲萌/著

 香咲さんの
「自然の一員」という自覚は尊い
彼女は 杉や楠のように
一年ごとに確かな年輪を刻み
成長する
この自覚は 地球と共に生き
生命の根源 宇宙との接点をもつ
今日の環境問題の
大切な拠点!
熟語玩味の要あり
(比留間一)

ISBN978-4-8120-2048-7  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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詩集『神さまのおっぱい』
岡田喜代子/著

岡田喜代子さんの詩に最も多く現れる色は白である。
乳も花も雪も船も貝も赤ちゃんのおむつも、
横断歩道さえも白い。
無垢の目を持つ詩人には、世界がまだ色彩をまとわない、
いのちの始まりの日の姿で見えているのに違いない。
(一色真理)



ISBN978-4-8120-2056-2  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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詩集『のこれ ことばに』
橘田活子/著

橘田活子さんは日常の身近な出来事を大切にするリアリズムの詩人だ。ヒューマンで平明な詩風は変らないが、本詩集で詩人はより普遍的で核心を突くテーマにも果敢に挑戦している。小さな源流が大河へと変貌する様を髣髴させる、著者畢生のライフワークである。
(一色真理)

ISBN978-4-8120-2062-3  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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詩集『腕時計とすみれの花』
伊藤友子/著

 ここには、透みきった魂が育っていて、その魂には悲しみを超えた世界へと常に昇華させようとするうねりが感じられる。こうした希有にして純化しつづける魂は、立派なご主人から学び得たものであり、また伊藤さん自身の長きに渉る精神活動のなかで得たものであろう。
(冨長覚梁)

ISBN978-4-8120-2093-7  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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詩集『遍歴より』
古田豊治/著

今一度 詩う者となるために
遍歴せよ
古代の英雄アテルイが蘇り、現代で見たものは、狂気・暴力・
戦争・経済・文明が混沌と渦巻く、神に見放された絶望の大地だった。
神話的スケールで描く壮大な長編叙事詩。

ISBN978-4-8120-2053-1  C 0092
定価 (本体2300円+税)

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詩集『みつめる』
庭野富吉/著

頼らず真っ直ぐに伸びている桐の若木はいい
思うがままに真っ直ぐに生きる
直ぐなるものがいいのだ
亀裂だらけで瓦解寸前の世にあって
もはや猛然とは生きられぬが
真っ直ぐに生きよう


ISBN978-4-8120-2054-8  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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『純子の靴』
山岸哲夫/著

男は
密やかなる
永遠の美を
彼女に見出し
己れの
幸運と悲惨を
垣間見る

ISBN978-4-8120-2063-0  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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『在野の息吹』
立川健一/著

木の葉の夢は風の道
土にしみ込んだ杉の香の音
欲望にまみれた日々に
思いやりは与えた方からやってくる
打ち解けてくる親密感
分かり合えているようなはがゆさ
誤解でもいい
思いやることが出来るのであれば
うまくいくはずのない人間関係に
うっすらとした思いやり
自分の姿が消えてゆくようだ
溶けあうことが出来るだろうか
どんな人とも
どんな人とも

ISBN978-4-8120-2065-4  C 0092
定価 (本体1000円+税)

新・日本現代詩文庫114『柏木恵美子詩集』
解説/境 忠一・高山利三郎・比留間一成

2013_1207.jpg 詩人の姿勢は、決してノスタルジックに語るでもない。それだからと言って声高く告発するようなものでもない。「故郷の風土を、この胸にふかく抱きとめ、抱きこんでこそ、永遠に生きつづける」という詩人の内面に深くふるさとを形成し、「わたしって何だろう。」と問い続けるのだ。
(高山利三郎・解説より)
ISBN978-4-8120-2081-4  C 0192
定価 (本体1400円+税)

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『方法序説』
岡本光明/著

序説とは始まりの話である。
結局どういう結論を出し、人類は生き延び続けることができるのか。そして個人はどのような方法で生き延びるべきなのか、ということか(ことばは回り続ける)。


ISBN978-4-8120-2068-5  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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『蹌踉の旅』
黒木松男/著

 当年、八十三歳、後残り少ない人生となってしまった。何時、あの世からお迎えがきても可笑しくない年頃である。恐らく、詩集の発刊も今回が最後になると思う。この年で詩など書いている場合ではないかも知れない。これも命あるものの冥加かも知れない。

ISBN978-4-8120-2075-3  C 0092
定価 (本体1700円+税)

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『ゴッホのカラス』
宮田小夜子/著

「息子に殺された父」と「母を犯す男」(喪中欠礼)たちがいる、
この暗黒不毛の世界を安易に承認してはならない。
詩人の魂は内部に潜む鬼と向き合い、罪深い身体を洗い流し、
超越者に託された人類解放の地を目指す。
詩人の才知と叡知が人間の真実を深く掘り下げた力作詩集。
(中村不二夫)

ISBN978-4-8120-2058-6  C 0092
定価 (本体2500円+税)

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『心の旅 井上靖紀行』
小野寺苓/著

若き日の井上靖が詩人、佐伯郁郎に宛てた一通の手紙との出会いが、小野寺さんを旅人にした。
日本の生んだ世界的作家の文学とゆかりの地をめぐるうち、
それはいつしか小野寺さん自身の心の旅になる。
詩人、北川れいとしても活躍する著者の珠玉のエッセイ集は、
さらに多くの読者を新たな旅路へ誘うことだろう。
(一色真理)

ISBN978-4-8120-2049-4  C 0095
定価 (本体2000円+税)

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『陽気ぐらしのタンポポ』
杉野紳江/著

この詩集は
人間愛にあふれている
特に家族に対する暖かさは
ぐっと親近感を増す
誠実な文体は
たくまざるユーモアを生み
自然と頬がゆるむ
ユーモアは 現代生活の花
読者を前向きに 健康にする
(比留間一成)

ISBN978-4-8120-2057-9  C 0092
定価2100円(5%税込))

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『和紙の風景』
棹見拓史/著

不条理で重厚なテーマを辛辣に、しかも気品高く描いて見せることでは、棹見拓史の右に出る者はいないだろう。
理不尽が氾濫する時代だからこそ、言葉の毒がそれを上回らなければならぬと、固く信じているのに違いない。
(一色真理)




ISBN978-4-8120-2055-5  C 0092
定価2625円(5%税込)

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『詩と思想詩人集2013』
詩と思想編集委員会/編

現代詩のニュー・スタンダード
激動する社会の中で変化するものと
不変のものを共に見つめる
現代を代表する詩人たち456人による一大アンソロジー!

ISBN978-4-8120-2066-1  C 0092
定価 (本体500円+税)

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現代詩の新鋭29『空の画帳』
水木春/著

空の中に石を投げる
ひとりで居ると、何かが心の底から静かに泡立ってくる。
その中に塩のように溶けていく小さな思い、
結晶のように成長するぼくの念いがある。

ISBN978-4-8120-2047-0  C 0392
定価 (本体1800円+税)

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詩集『遍歴より』
古田豊治/著

今一度 詩う者となるために
遍歴せよ
古代の英雄アテルイが蘇り、現代で見たものは、狂気・暴力・
戦争・経済・文明が混沌と渦巻く、神に見放された絶望の大地だった。
神話的スケールで描く壮大な長編叙事詩。

ISBN978-4-8120-2053-1  C 0092
定価 (本体2300円+税)

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詩集『みつめる』
庭野富吉/著

頼らず真っ直ぐに伸びている桐の若木はいい
思うがままに真っ直ぐに生きる
直ぐなるものがいいのだ
亀裂だらけで瓦解寸前の世にあって
もはや猛然とは生きられぬが
真っ直ぐに生きよう


ISBN978-4-8120-2054-8  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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叢書〈社会 現実/変革〉『煉獄の風景』
水村和子/著

太陽に拒まれた朝を裏返す

女にとってのポスト戦後社会そして3・11とは――
ここにひとつの答えがある



ISBN978-4-8120-2060-9  C 0392
定価 (本体1800円+税)

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叢書〈社会 現実/変革〉『見上げない人々』
こまつかん/著

地球全体が汚染され 被曝している。
やり場のない怒りと切迫感がこみ上げる。
けれど、自己を見失うことなく、
何事にも目をそむけずに書いていきたい。
できるだけ素朴に、一歩でも真実へ近づくために。

ISBN978-4-8120-2061-6  C 0392
定価 (本体1800円+税)

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詩集『メタモーフォシス その他』
笹倉貞夫/著

男は風に舞う一枚の枯葉となって舞い散り 蜘蛛の巣に搦め捕られた
(中略)
しかし 怜悧な蜘蛛は 網の目の微妙な揺れ具合ひとつで 糸に絡まったものが何であるかを瞬時に察知し 身動きひとつしなかった
「メタモーフォシス Ⅵ」

ISBN978-4-8120-2038-8  C 0092
定価 (本体2000円+税)

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五島列島