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![]() ヨコザワ・プロダクション第13回舞台公演 Dandelion ダンディライオン ![]()
![]() ![]() ![]() 一本の美しい川の風景を前に、繰り広げられる三話のストーリー。 残虐な争い、性の欲望、出逢いと別れ――そして純愛・・・。 人間の奥に潜む様々な感情を、幻想的に叙情的に描く、完全オリジナル作品。 哀愁漂う不思議な世界をお届けします。 ![]() 2002年10月23日(水)~27日(日) ![]() 沢山の皆様のご来場、誠に有難うございました。 ![]() ![]()
![]() 一話 明けの明星 ![]() 末期の癌をかかえ、終焉の地を、故土の川へとやってきた男は 朝まだき、紗霞む汀曲に、ふと眇目れば、無心に野花を摘む、 游糸のように妍しい女と出逢い、一時の幽幻の世界を 互に馴致彷徨う。 ―― 一蓮托生、悲哀 ―― 男「流れていく、体にひっついた汚ねぇ穢身が流れていくんだ。 「嘘の皮」を剥ぐみてぇに、川に皮が流れていく、なんてね・・・ 少年の純真さをもう一度・・・・・・・・・かくまれ! おれは白ばなタンポポになろう!」 ![]() 二話 白昼夢魔 ![]() 悪少群像。狂躁ったように虚喝して月に吠える犬。 ヨッド「赫い月が川に落ちたぞ!川が真っ赤に染ってみずちが浮いた」 ラメド「違う!ありゃ河童だ」 アレフ「ダ・・・ダンディライオンが死ぬ・・・・・・」 ![]() 三話 宵の明星 ![]() 稚気愛すべきは乙女心の甘い微熱よ、暈淡く白いパラソルの夕子に 寂滅の夕景をみる。 ―― 川が天に昇華っていく倒立の空 ―― かほる「蛇行する川は、女の躊躇のように、岸へ岸へと流れていく ・・・・・・ああ、橋の下は、何にもまして官能的!」 ![]() 三話から成る川の風景 ―― 情緒の記憶。 それは水の記憶を失った私の心の旅である。 それはいつの日か水辺に咲いた一輪の白ばなタンポポから ダンディライオンに化生した男、つまり、 私の心に棲む少年ライオンにもう一度還り逢いたいとの懐いをこめて、 ここに心象を綴ってみるのである。 ![]()
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![]() シアターVアカサカ - THEATER V AKASAKA - 〒107-0052 東京都港区赤坂2-16-9 かつのビル TEL 03(3583)6040(代) ![]() - 地図 - ![]() ![]() ![]() 地下鉄千代田線赤坂駅5番出口、赤坂パーキング50m先左に入る、徒歩3分 ![]()
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