ヨコザワ・プロダクションプロデュース ユニット391旗揚げ公演 猿の手 NEEDFUL CHANCES
脚本・演出 横沢 丈二

2003年10月29日(水)〜11月2日(日)
- 沢山の皆様のご来場、誠に有難うございました。 -



ウィリアム・ワイマーク・ジェイコブズ(英・1863〜1943)作の知る人ぞ知る児童怪奇文学の名作
「猿の手」(原題「THE MONKEY'S PAW」)を脚色し、舞台化!

もしも3つの願いが叶うとしたら・・・あなたは何を願いますか?


この作品の原作「猿の手」は、イギリスの作家ウィリアム・ワイマーク・ジェイコブズ(1863〜1943)の手によって書かれました。
知る人ぞ知る怪奇児童文学の名作で、3つの願いにまつわる、いたってシンプルなストーリーです。

 不況が続く現在、景気回復を願わない人はいないでしょう。何を手にするにも、まずお金が必要な、この資本主義の世界。唱えるだけで、簡単に3つの願い事が叶う魔法の杖(猿の手)が手に入ったとしたら、多くの人は、私利私欲を満たすための願い事に走るでしょう。
 しかし、願う望みが何であれ、簡単に叶ってしまったその先には、何か大きな代償が待ち受けている気がしませんか?
一見、願望が鮮やかに実現されたように思えても、それが本当にあなたの望んでいたものだったのか、実はすぐに判断はつかないはずです。
 私達の心に巣喰う欲望を養分として増殖する闇の世界。その住人(マフィア)、「猿の手」を手に入れようと暗躍する――。
資本主義化した現実社会に、「猿の手」が放り込まれたという状況下では何が起こるのか?これがユニット391(SAKUI)版「猿の手」の発想の原点です。
 3つの願い事の顛末と、同時進行するマフィアの「猿の手」略奪作戦。欲望にまみれ(うごめ)く、人々の血を吸い続け赤く輝く「猿の手」の物語。
さて、その行方は?

ヨコザワ・プロダクションも早や14年目を迎え、毎年恒例のプロデュース公演も、今年で14回目を数えます。
公演を重ねる度に、「マスメディアを中心とした出演活動」から「舞台へ・・・」そんな俳優達の熱い気持ちから『ユニット391(SAKUI)』が産声をあげる事と成りました。そして今回、記念すべき旗揚げ公演となります。皆様、『ユニット391(SAKUI)』のこれからの活動に温かい御声援を宜しくお願いします。




 上演スケジュール

 
10月29日(水)
10月30日(木)
10月31日(金)
11月1日(土)
11月2日(日)
マチネ(14:00)
 

 

(13:00)
ソワレ(19:00)




(18:00)
※開場は開演時間の30分前となります。

 劇場アクセス
■ シアターVアカサカ ■
- THEATER V AKASAKA -
〒107-0052 東京都港区赤坂2-16-9 かつのビル TEL 03(3583)6040(代)



地下鉄千代田線赤坂駅5番出口、赤坂パーキング50m先左に入る、徒歩3分

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