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詩論・エッセイ文庫

■ 詩論・エッセー文庫1 『詩のプライオリティ』

中村不二夫 解説/成田敦
激動の戦後48年は、まさしく詩人が内的自由を希求した精神史であり、それらの実体がもっと詩人の間で論議されてもよい。また今後の私自身の詩とエッセーについてもつねに読者に通路を持つことを前提にして考えていきたい。(あとがきより)
ISBN4-8120-0450-0 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫2 『詩人の生き方』

小海永二 解説/葵生川玲
本書は小海永二が情熱をこめて取り組んできた“活動報告”でもある。「詩と思想」の編集長就任とともに、大きく動き始めたわが国の詩界に対する応援歌であり、希望であり、願いとも受取れる熱のこもった発言集でもある。(解説より)
ISBN4-8120-0451-9 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫3 『妖の継承』

西岡光秋 解説/田中房太郎
率直にいって、これまでいろんな詩論に接してきた結論は、詩一辺倒の評論は、概しておもしろくないということである。評論のための評論に堕しているといった感触のものが少なくない。(あとがきより)
ISBN4-8120-0452-7 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫4 『交流と異境』

秋吉久紀夫 解説/山本哲也
異郷の地を踏みながら、旅の現実のなかに部厚い過去が浸透していて、時間は二重化された輝きをもちはじめる。過去の時間にひきのばされていく視線の力は、どこからやってくるのか。非人間的ないっさいのものに対する「憤り」からである。(解説より)
ISBN4-8120-0483-7 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫5 『詩の原郷』

石原武 解説/相澤史郎
本書に収められたエッセーの、〈奪われるもの〉への鋭く熱い視線が、初期から現在にいたる詩作品にまでも、そのまま一貫して貫かれているのを見るとき、エッセーが実作の補強以上の役割を果たしている感じさえする。(解説より)
ISBN4-8120-0480-2 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫6 『ことばの現在位置』

笠井嗣夫 解説/小柴節子
権力の一切を容認できない笠井さんは、けれど、糾弾する熱い拳をしばし宙に浮かせつつ、結局は、そっくりそのまま己の内部に返し、いかなる場面に遭遇しても、すべて手の内をまっさらさらに晒す潔さが、何より私は好きだ。(解説より)
ISBN4-8120-0504-3 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫7 『詩の空間と時間』

山田直 解説/西岡光秋
山田氏は、もろもろの日本的な事象を直視しながら、日本的なものの持つ狭隘な思惟をフランスの馥郁たる思潮にまぶしてユニークな詩論を私たちに開示してくれたといえよう。その結晶がここにまとめられたわけである。(解説より)
ISBN4-8120-0575-2 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫8 『詩と存在・その逆説的な出会い』

田中房太郎 解説/石原武
田中詩学は、難解ではあるけれど、人としていかに生きるかの問に誠実この上ない言葉は読者の心をとらえるにちがいないと考えた。人間存在への問と沈黙の言葉は、本書の諸論の基調になっているはずである。(解説より)
ISBN4-8120-0573-6 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫9 『日本の存在の詩の系譜』

荒川法勝 解説/中谷順子
本書では魔力・呪術・鬼神・夢などの言葉を用いているが、荒川の意図するものは、詩創作に向かう熱意の根源を探ることに他ならない。先達詩人の「存在」を追求することで同時に、自身から発する創作意欲の詩魂を追求している。(解説より)
ISBN4-8120-0609-0 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫10 『イギリスの詩・日本の詩』

倉持三郎 解説/福田陸太郎
〈学識と体験にもとづく複眼の詩論〉本書全体を通じて、広い視野から、詩についての多くの重要な事がらが扱われていて、詩に対して無償の愛情をもっている人々への良い贈り物だと言ってよい。(解説より)
ISBN4-8120-0629-5 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫11 『フォルモサの島』

鈴木敏幸 解説/大久保典夫
土俗台湾を「フォルモサの島」と抽象化することで、思考を自在にし一種ユーモラスな普遍の物語に仕立てている。彼の淺野晃論や漱石論、それに「文学と教育」に連載された近代詩鑑賞の見所は、彼の犀利な言語感覚にある、と確信した。(解説より)
ISBN4-8120-0632-5 定価1,262円+税

■ 詩論・エッセー文庫12 『抒情の世紀』

三田洋 解説/小川英晴
三田洋は詩の衰弱について真剣に考えてきたのだ。詩と批評の相互作用が、古代エジプトに起こった錬金術の如く、それがまた新たに詩を鍛え直すのである。それゆえ本書は真に詩を愛するものにとって、貴重な提言として受けとめられることだろう。(解説より)
ISBN4-8120-0698-8 定価1,365円(5%税込)

■ 詩論・エッセー文庫13 『探詩縹緲』(たんしひょうびょう)

鎗田清太郎 解説/宮沢肇 鎗田の文筆作業は、詩を書くことをその核としてきたが、それはかれの広範な土壌を八方へ放射される挺身のエネルギー源としての詩であり、やがて再編成されるであろうかれの文学土壌の豊かさやかれの方法論の確かさを占うものとしての詩である。(解説より)
ISBN4-8120-0704-6 定価1,365円(5%税込)