宝塚市 西谷ソーラーシェアリング協会 2017.01.19 更新 戻る

宝塚 西谷地域にソーラ−シェアリングを普及させる事を目的として 2015.12.11 設立

ソーラ−シェアリングとは、田んぼにソーラ−(太陽光発電システム)を設置して、農業と発電事業を両立させるというものです。売電収入により安定した営農を続ける事が出来ます。同時にソーラーシェアリングを地域に普及させれば、電気の地産地消も夢では有りません。エネルギーと食の自給 新しい農業のカタチが見えて来ました。

宝塚市 西谷地区では、2016年12月に稲作型標準仕様のソーラーシェアリングが新設され、今や5基のソーラーシェアリングシステムが稼働しています。ます。さらに2017年3月には さらにもう1基設置されます。(2017年1月現在)
1地区にこれだけ集中しているのは全国的にも珍しいようです。

協会は西谷地区がソーラ−シェアリングで有名になり、多くの人が訪れ、ソーラーパネルの下で育てた作物がブランド化されて全国へ発信するといった様な、「ソーラーの里 西谷」を目指して活動します。

主に、コンサート等、西谷の みんなが楽しめるイベントを主催・後援する事を通して、ソーラ−シェアリングへの理解を深めてもらおうと考えています。ご期待下さい。

お問い合わせ 669-1211 兵庫県宝塚市大原野字森34-1 代表 古家義高 TEL・FAX 0797 91-1220 koyosi@vc-net.ne.jp 
設置事業者 
「テルゾ−の発電所」株式会社テルッツォ 宝塚市野上1町目1-8 0120 39-1733



新しい画期的な取り組み、田んぼにソーラー
「ソーラーシェアリング」1号基 電気の地産地消を目指します。
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×195枚 50.7kw/パワコン「田渕電子工業」9.9kw×5台 49.5kw


ドローンで撮影した動画
2016.01.01 
神戸新聞で紹介されました。

ソーラーシェアリングとは、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電 設備を設置し、農業と発電事業を同時に行うシステムのことをいいます。太陽光を農業と発電で共有(シェア)します。 2004年に千葉県のCHO技術研究所によって実証され 2013年3月末 農水省からも公認 されました。これは日本のエネルギーのあり方を抜本的に変える可能性を秘めています。

設置許可の条件
3年毎に許可の申請をすること(農地の1時転用許可) ○容易に撤去出来る簡易な構造であること ○確実に営農を継続していること ○農機具が効率的に利用出来るだけの空間を確保していること ○パネルの陰の影響による減収が周辺平均収量の20%以下であること

ソーラーシェアリングの理論(CHO技術研究所「ソーラーシェアリングのすすめ」より)
多くの植物にとっても動物にとっても太陽光は強すぎれば有害であり、とりわけ水分がなければ死に直結する場合もあります。ゆえに多くの動物は穴の中、水中、森の中に生活の場を求めており、植物もまた葉を茂らせることによって大部分を日陰にして、どうにか生き続けることに成功してきました。ほとんどの生物は太陽光が過剰な場合の対処として、水分を蒸散して体温を下げています。言い換えれば太陽光は生物にとって過剰なのです。 植物の光合成と光の強さの関係を表す特性においては、各作物には一定の光の強さ以上の光は光合成量の増大にほとんど貢献できないことを示しています。この光合成量がほぼ一定になる光の強さをその植物の光飽和点と呼びます。(例外としてサトウキビやトウモロコシのように飽和点を持たない植物もあります) この光飽和点の特性より耕作地や牧草地の剰余の光線から、農産・畜産物とともに電力をも得る事が可能となります。

全国の農地にソーラーシェアリングを普及させて行けば、日本の電力を自給する事も夢ではありません。危険な原子力発電を無くせると同時に、大切な農地を守る事が出来ます。それは、農村の財産である太陽光を活用して売電収入を得る事で、農業収入が増加し、安定した農業経営を続ける事が出来ます。

以上のような理由で、2015年1月よりソーラーシェアリング導入に向けての取り組みを開始しました。
 2月 宝塚市農業委員会へ必要書類を添えて農地一時転用許可申請
 3月 宝塚市農業委員会 現地調査  書類は県へ(25日)
 4月 兵庫県農業会議にて審査の後、順調に行けば許可が出る所が、そうはいかず、追加の書類が必要となる。
 5月 追加の書類を提出するも、新たな書類が必要となった為、結論は6月の審査へと、再び1ヶ月先延ばしとなる。
 6月16日 許可
 6月16日 工事開始(10日でほぼ完了)


杭打ち
スクリュー杭 太さ76ミリ 長さ1,600ミリ
打ち込み深さ1,400ミリ

引っぱり強度テスト

引っぱり強度 1,000キロ以上で合格
スクリュー杭より4本の柱が立ち上がる
4本の柱の固定
上部の長い部分は切断する
柱と柱の連結には「トラス」という部材が用いられ
横揺れを防いでいる
パワーコンデショナ−(直流電気を交流電気に変換)
太陽光パネルの陰の様子 遮光率33%
67パーセントの太陽光が確保されているので
ほとんどの作物を栽培出来る

8月22日 発電開始(工事激増の為、系統連系工事は関係費用支払日から約3ヶ月後)

我が農園は無農薬・自然栽培による安心・安全な野菜を生産・直販しています。遮光率30%程度のソーラーシェアリングは、すでに理論で証明されていますが、経験上からも、日光が少し遮られる事により、柔らかい葉物類の収穫が期待出来ます。
2016.07.05


ソーラーシェアリング 収入予測(買取価格24円の場合 2016年4月現在の単価
1反/50kwシステム/1,700万円 (設置費用)

●年間発電量予測 50,000kwh(約14軒分の電力量
●売電収入 1,200,000円/1年(年間発電量50,000kwh×売電単価24円)
純利益 350,000円/1年(1,700万円÷耐用年数20年=85万円/売電収入120万−85万円)
利回り 0.020(2.0%)35万円(純利益)÷1,700万円(設置費用)
発電コスト17円/kwh(85万円÷5万kw=17円)

買取価格の動き
固定価格買取制度の目的は原子力や化石燃料に依存しない自然エネルギーを利用したエコな発電を普及させる事にあります。
その為に必ず利益のあるように買取価格が設定されています。そして普及の度合いに応じて買取価格は下げられて行きます。
2014年度内  32円   2015年4月〜 29円   2015年7月〜 27円
   2016年4月〜 24円

 

50kwシステムの実績
2016年1月1日から12月31日までの総発電量 58,656.3kwh
売電収入 1,407,751円(24円/1kwhの場合)

参考データ
1号基 2015年9月1日〜2016年8月31日まで
(1年間)の発電データ
総発電量
58,644kwh/売電収入 1,407,456円 (24円/1kwhの場合)



(宝塚市)西谷地区に続々とソーラーシェアリングの発電所が誕生して発電を始めています。
2号基 西田ソーラー(37.44KW)畑作仕様 宝塚市大原野 2015.12.11 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×144枚 37.44kw/パワコン 5.5kw×6台 33kw
(ソーラーシステム 設置/耕作者 西田均 黒豆枝豆を栽培)




3号基 森田ソーラー(50.7KW)米作仕様 標準モデル 宝塚市上佐曽利 2015.12.22 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×195枚 50.7kw/パワコン「田渕電子工業」9.9kw×5台 49.5kw
(ソーラーシステム 設置/耕作者 森田文男)
2016年9月11日 刈り取り 収量505kg/10a(地域の平均反収475kg/10a) ソーラー設置による減収無し



4号基 すみれソーラー(46.8KW)市民農園共生型 宝塚市大原野 2016.04.22 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×180枚 46,8kw/パワコン「田渕電子工業」9.9kw×4台 39.4kw
ソーラーシステム(設置者 株式会社すみれ発電)下部農地は市民農園(KOYOSI農園 農園主 古家)を開設
サツマイモ限定/1区画約25平方メートル 利用料5,000円(4月1日〜11月30日)



5号基 菰敷(こもしき)ソーラー(51.675kw)米作仕様 標準モデル 宝塚市大原野 2016.12.01稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 265W×195枚 51.675kw/パワコン「新電元」(日)12.3kw×4台 49.2kw
(ソーラーシステム 設置者 古家義高 下部農地 地主/耕作者 仲清人)



6号基 森谷ソーラー(57kw)畑作仕様 標準モデル 宝塚市大原野 2017.03稼動予定
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 285W×200枚 57kw/パワコン「新電元」12.3kw×4台 49.2kw
(ソーラーシステム 設置者 西田 均 下部農地 地主/耕作者 仲清人)

固定資産税(償却資産)
太陽光発電設備は資産なので市税が課税されます。
宝塚市では5年間の課税免除制度を創設してソーラー発電事業の普及を支援しています。
平成27年以降に設置した設備 対象(売電価格が下がって来たことに伴う支援措置)
税率 評価額の1.4パーセント
耐用年数 17年 償却率 0.127
(1年目×0.936/2年目以降×0.873)
取得金額
1,800万円の場合(純利益予測45万/買取価格27円)
年数
評価額
税額(評価額×0.014)
1

16,848,000

236,152

2

14,708,304

205,916

3

12,840,349

179,764

4

11,209,624

156,934

5

9,786,001

137,004

6

8,543,179

119,604

7

7,458,195

104,414

8

6,511,004

91,154

9

5,684,107

79,577

10

4,962,225

69,471

11

4,332,022

60,648

12

3,781,855

52,945

13

3,301,560

46,221

14

2,882,261

40,351

15

2,516,214

35,226

16

2,196,655

30,753

17

1,917,680

26,847

18

1,800,000

25,200

19

1,800,000

25,200

20

1,800,000

25,200

税額の高い最初の5年分の課税が免除されることがなければ、土地を借りての設置や
融資を受けての設置は難しくなります。宝塚市の寛大な措置に感謝申し上げます。

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