太陽光発電共生型市民農園 市民農園 KOYOSI農園 2024.04.16更新 戻る
 

 

 

 

ソーラーシェアリングの下で
「サツマイモ」を育てませんか?

2024年 利用者募集

発電設備設置許可条件の関係で、栽培出来るのはサツマイモ限定の市民農園です。

KOYOSI農園は
全国で唯一、太陽光共生型の市民農園として2016年春、豊かな自然に囲まれた
宝塚市域の3分の2を占める、北部「西谷地区」に 開設しました。
それは太陽光の恵みを最大限に活用する
「新しい農業の形」です。
皆さんにはソーラーパネルの設置された下の農地を市民農園として御利用頂きます。
ソーラーパネルが厳しい太陽光を遮って、野菜にも人にも快適な環境を提供します。

名称   KOYOSI(こよし)農園
場所   宝塚市大原野字壱ノ坪17番1(宝塚自然の家前 信号を西へ200m)宝塚市街から車で30分
利用期間 2023年4月1日〜11月30日まで(復数年の利用可)
栽培作物 サツマイモ限定
面積   一区画 約 25平方メートル
利用料  年額 5,000円(一区画)複数区画の契約可(ソーラーの借地料収入があるので
利用料は格安で提供)
申込方法 メールで koyosi@vc-net.ne.jp へご連絡下さい。
お願い  収穫された後、サツマイモの大体の重量を農園主までご報告下さい。
その他  宝塚市民以外の方もご利用頂けます。

農園利用のルール

栽培作物について  当農園ではサツマイモ以外は栽培出来ません。
苗について     作付けする苗については利用者が各自ご用意下さい。(ホームセンター/ネット等で入手可)
水の利用について  隣接する「大原野第一農園」と共同でご利用下さい。
肥料の使用について 当農園では
化学肥料は使えません。
          (堆肥等の有機肥料も入れない方が無難です。
注! ツルボケ 下記 栽培方法参照
農具について    倉庫にある農具は自由にご使用頂けますが、基本、各自ご用意下さい。
作物の管理について イモのツルが農園全体に広がった後は、通路に入ってツルを傷めない様にご注意下さい。
           収穫後のイモのツルは各自の区画の中へ広げておいて下さい。
その他       
注! 持ち込まれた資材(ビニールマルチやピン等)は必ずお持ち帰り下さい。
           トイレは「宝塚自然の家」の水洗トイレ及び仮設トイレをご利用下さい。 

利用お申し込みを頂いた皆様へ
(お伝えしたい事等、その都度掲載します。)

※お待たせしました。やっと畑の準備が出来ました。
長らくお待たせして申し訳ありませんでした。

畑の乾いた時に畝立てをしてマルチを張って下さい。(下記サツマイモの栽培方法 参照)
雨の降った直後の土が靴にまとわリつくような時は畑に入らない様にして下さい。
各区画の周囲は排水の為、谷は深くしてあります。作業の時に
谷を埋めない様に御配慮下さい。

マルチを張った上に土を寄せないで下さい。
マルチはマルチ押さえ(ピン)を使って風で飛ばされない様にします。
土をかける必要はありません。
逆に雨で流れて排水の為の谷を埋めてしまい、草が生えるようになってしまいます。

谷を深くして畝を高くする理由
当地区の土壌が
「粘土質土壌」である為です。
粘土質土壌は養分を保持する力や保水力(水持ち)が高く、過剰な養分や有害物質の影響を
和らげる等の長所がある
肥沃な土である反面、水はけや通気性が悪いという短所があります。


(参考資料)さつまいもの栽培方法

やせた場所でも元気に育ち、あまり手もかからなくビタミンC、Eが多く、カルシウムは特に豊富です。
食物繊維も多く、疲労回復、整腸作用、便秘などに効果が期待できます。

日当たりがよ<、p H6〜 p H6.7(弱酸性)の畑を好みます。
肥沃な畑では、つるばかり伸びて(ツルボケと言う)芋が大きくらないので
有機肥料は控え目か、又は入れない。

畑の準備 4月

鍬(くわ)で谷を作り5畝(うね)仕立てとします。
(鍬は刃の薄い
平鍬(大正鍬)が作業に適しています。)
水はけを良くする為、
畝は高くして馬の鞍(くら)のような形に仕上げます。
畝には
全面に黒マルチを張る事をお勧めします。(保温・保湿・雑草の抑制効果)
(黒マルチのサイズ 厚さ 0.02ミり/幅135センチ/長さ50メートル以上)
マルチ押さえ(マルチキーパー)を使って風で飛ばされない様に固定します。

植え付け 5月上旬〜6月上旬

小雨もしくは曇りの日が最適ですが、晴れの日は日差しの弱くなった夕方に植え付けるのがベストです。
苗間隔は30cm〜35cmで1条(1列)植えが標準です。(一区画当たり必要本数 50本見当)

つる(苗)は畝に対して平行に植える水平植えをお勧めします。消費しやすい小芋が収穫出来ます。
(芋の数が少なく大きな芋を収穫したい時は
つるの付け根部分を少なく垂直に植えます。)
土中に埋める節数は4節〜5節を5cmくらいの深さで埋めて下さい。
土中に埋める節数が多いほど芋はたくさん付きますが芋は小さくなります。
逆に埋める節数が少ないと芋数は少なく大きな芋が出来ます。
大量の植えつけには「カンショ植えつけ器
さすけ」がとても便利でオススメです。

葉は地面に出して植え付けて下さい。水は活着を良くする為、たっぶり与えます。
植え付け後2日〜3日は、しおれた状態ですが1週間ほどで新芽が伸び始めます。
以後水やりの必要はありません。

つる返し

気温が上がるにつれ、つるが伸び、つるの途中からも根が出て、やがて肥大して芋になります。
そうすると養分が分散されるので大きな芋が出来ません。そこで、つるを持ち上げて土中に伸びている根を切ります。
マルチを張った場合、根が土中へ伸びて行かないので「つる返し」は不要です。
つるが成長して通路を塞ぐ状態になったら、つるを傷めてしまうので畑には入らない様にしましょう。
つるが通路を塞ぐ直前に
マルチ押さえを抜いておくと、収穫作業時のマルチ撤去が容易になります。

収穫 9月下旬〜10月下旬

植えつけ後120〜140日が収穫の目安です。
11月上旬には霜が降ります。霜に当たると芋は腐りやすくなりますので、必ず霜の降る前には収穫して下さい。
気温の目安は10度位です。

貯蔵

収穫直後よりも貯蔵したイモの方が甘味が増して美味しくなります。
貯蔵最適条件 
温度13℃/湿度90〜95%