電子公告
見学会

一般社団法人西谷ソーラーシェアリング協会 2024.01.24 更新

ソーラーシェアリング (営農型発電設備)を普及させることによる電気の地産地消新規就農者の育成
地域の振興を図ることを目的として 2018.02.01 設立

ソーラ−シェアリングとは、農地にソーラ−(太陽光発電システム)を設置して太陽光をシェアする(分け合う)ことによって、農業と発電事業を両立させるというものです。(2004年千葉県「長島 彬」氏が考案・命名、2013年農水省 認可)売電収入により安定した営農を続ける事が出来ます。同時にソーラーシェアリングを地域に普及させれば、電気の地産地消も夢では有りません。エネルギーと食の自給 新しい農業のカタチが見えて来ました。
宝塚市 西谷地区では、2015年より導入が始まり、2021年1月現在、
8基のソーラーシェアリングシステムが稼働しています。1地区にこれだけ集中しているのは全国的にも珍しいようです。当協会は西谷地区がソーラ−シェアリングで有名になり、多くの人が訪れ、ソーラーパネルの下で育てた作物がブランド化されて全国へ発信するといった様な、「ソーラーの里 西谷」を目指して活動しています。

2018年に下記団体・企業にも加わって頂き、法人となって組織を強化した当協会は、県の融資を受けて2基の発電システムを設置しました。
(7号基 2018.12.17 発電開始/8号基 2019.02.26 発電開始)

<お問い合わせ>669-1211 兵庫県宝塚市大原野字森34-1 代表理事 古家義高 TEL 0797 91-1220 koyosi@vc-net.ne.jp 
NPO法人
新エネルギーをすすめる宝塚の会
非営利型株式会社
「宝塚すみれ発電」
株式会社
テルッツォ「テルゾ−の発電所」



新しい画期的な取り組み、田んぼにソーラー
ソーラーシェアリング 1号基 電気の地産地消を目指します。2015.08.22 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×195枚 50.7kw/パワコン「田渕電子工業」9.9kw×5台 49.5kw
2017年10月パネル30枚増設「
58.5kw」に発電能力を増強
(ソーラーシステム 設置者 古家義高/耕作者 柴田邦雄)
2017年の年間総発電量 58,321kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,150kwh
2018年の年間総発電量 67,817kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,159kwh
2019年の年間総発電量 64,160kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,096kwh
2020年の年間総発電量 63,943kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,093kwh
2021年の年間総発電量 64,403kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,100kwh
2022年の年間総発電量 58,967kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,008kwh
(2022年 パワコンの故障で発電量減少)
2023年の年間総発電量 61,119kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,044kwh
 

写真提供 神戸新聞社 2018.04.02 撮影
2015.10
ドローンで撮影した動画  2016.05 毎日放送テレビで放映された動画
2016.01
神戸新聞で紹介されました 2018.06 神戸新聞社ドローン空撮「ソーラーシェアリング」
2021.04 発電した電気は
「コープでんき」の電源に コープでんき産地(西谷ソーラー)

ソーラーシェアリングとは、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電 設備を設置し、農業と発電事業を同時に行うシステムのことをいいます。太陽光を農業と発電で共有(シェア)します。 2004年に千葉県のCHO技術研究所「長島 彬」氏によって実証され 2013年3月末 農水省からも公認 されました。これは日本のエネルギーのあり方を抜本的に変える可能性を秘めています。

設置許可の条件
3年毎に許可の申請をすること(農地の一時転用許可) ○容易に撤去出来る簡易な構造であること ○確実に営農を継続していること ○農機具が効率的に利用出来るだけの空間を確保していること ○パネルの陰の影響による減収が周辺平均収量の20%以下であること

ソーラーシェアリングの理論(CHO技術研究所「ソーラーシェアリングのすすめ」より)
多くの植物にとっても動物にとっても
太陽光は強すぎれば有害であり、とりわけ水分がなければ死に直結する場合もあります。ゆえに多くの動物は穴の中、水中、森の中に生活の場を求めており、植物もまた葉を茂らせることによって大部分を日陰にして、どうにか生き続けることに成功してきました。ほとんどの生物は太陽光が過剰な場合の対処として、水分を蒸散して体温を下げています。言い換えれば太陽光は生物にとって過剰なのです。 植物の光合成と光の強さの関係を表す特性においては、各作物には一定の光の強さ以上の光は光合成量の増大にほとんど貢献できないことを示しています。この光合成量がほぼ一定になる光の強さをその植物の光飽和点と呼びます。(例外としてサトウキビやトウモロコシのように飽和点を持たない植物もあります) この光飽和点の特性より耕作地や牧草地の剰余の光線から、農産・畜産物とともに電力をも得る事が可能となります。

全国の農地にソーラーシェアリングを普及させて行けば、日本の電力を自給する事も夢ではありません。危険な原子力発電を無くせると同時に、大切な農地を守る事が出来ます。それは、農村の財産である太陽光を活用して売電収入を得る事で、農業収入が増加し、安定した農業経営を続ける事が出来ます。

以上のような理由で、2015年1月よりソーラーシェアリング導入に向けての取り組みを開始しました。
 2月 宝塚市農業委員会へ必要書類を添えて農地一時転用許可申請
 3月 宝塚市農業委員会 現地調査  書類は県へ(25日)
 4月 兵庫県農業会議にて審査の後、順調に行けば許可が出る所が、そうはいかず、追加の書類が必要となる。
 5月 追加の書類を提出するも、新たな書類が必要となった為、結論は6月の審査へと、再び1ヶ月先延ばしとなる。
 6月16日 許可
 6月16日 工事開始(10日でほぼ完了)


杭打ち
スクリュー杭 太さ76ミリ 長さ1,600ミリ
打ち込み深さ1,400ミリ

引っぱり強度テスト(1トン)

引っぱり強度 1,000キロ以上で合格
スクリュー杭より4本の柱が立ち上がる
4本の柱の固定
上部の長い部分は切断する
柱と柱の連結には「トラス」という部材が用いられ
横揺れを防いでいる
パワーコンデショナ−(直流電気を交流電気に変換/出力を制御)
太陽光パネルの影の様子 遮光率33%
7割の太陽光が確保されているので
ほとんどの作物を栽培出来る

8月22日 発電開始(工事激増の為、系統連系工事は関係費用支払日から約3ヶ月後)

我が農園は無農薬・自然栽培による安心・安全な野菜を生産・直販しています。遮光率33%程度のソーラーシェアリングは、すでに理論で証明されていますが、経験上からも、日光が少し遮られる事により柔らかい葉物類が収穫出来、好評頂いています。


2号基 西田ソーラー 畑作仕様 宝塚市大原野 2015.12.11 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×144枚
37.44kw/パワコン 5.5kw×6台 33kw
(ソーラーシステム 設置者 西田均/耕作者 柴田邦雄 2017年青刈り水稲を栽培)
2017年の年間総発電量 42,543kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,136kwh
2018年の年間総発電量 43,854kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,171kwh
2019年の年間総発電量 40,295kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,076kwh
2020年の年間総発電量 40,650kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,085kwh
2021年の年間総発電量 41,249kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,101kwh
2022年の年間総発電量 42,508kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,135kwh
2022年の年間総発電量 58,967kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,008kwh
2023年の年間総発電量 41,397kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,106kwh

 


3号基 森田ソーラー 米作仕様 標準モデル 宝塚市上佐曽利 2015.12.22 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×195枚
50.7kw/パワコン「田渕電子工業」9.9kw×5台 49.5kw
(ソーラーシステム 設置/耕作者 森田文男)
2017年の年間総発電量 58,456kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,152kwh
2018年の年間総発電量 56,557kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,115kwh
2019年の年間総発電量 53,209kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,049kwh
2020年の年間総発電量 55,696kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,098kwh
2021年の年間総発電量 52,320kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,031kwh
(2021年 一時パワコンの故障により発電停止)
2022年の年間総発電量 56,920kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量 1,122kwh
2023年の年間総発電量 58,000kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量 1,143kwh
ソーラー設置による減収なし(気候の影響により増減)

4号基 すみれソーラー 市民農園共生型 宝塚市大原野 2016.04.22 稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 260W×180枚
46,8kw/パワコン「田渕電子工業」9.9kw×4台 39.4kw
ソーラーシステム 設置者 株式会社
宝塚すみれ発電 下部農地は市民農園KOYOSI農園 農園主 古家義高)を開設
サツマイモ限定/1区画約25平方メートル 利用料 5,000円(4月1日〜11月30日)
2017年の年間総発電量 46,029kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量983.5kwh
2018年の年間総発電量 49,018kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,047kwh
2019年の年間総発電量 45,695kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量976.3kwh
2020年の年間総発電量 44,064kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量941.5kwh
2021年の年間総発電量 44,121kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量942.7kwh
2022年の年間総発電量 45,263kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量967.0kwh
2023年の年間総発電量 40,524kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量865.0kwh

   
ソーラー設置による減収無し
5号基 菰敷(こもしき)ソーラー 米作仕様 標準モデル 宝塚市大原野 2016.12.01稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 265W×195枚
51.675kw/パワコン「新電元」(日)12.3kw×4台 49.2kw
(ソーラーシステム 設置者 古家義高 下部農地 地主/耕作者 仲清仁)
2017年の年間総発電量 56,091kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,087kwh
2018年の年間総発電量 55,974 kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,083kwh
2019年の年間総発電量 54,211kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,049kwh
2020年の年間総発電量 54,059kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,046kwh
2021年の年間総発電量 54,931kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,063kwh
2022年の年間総発電量 55,925kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,082kwh
2023年の年間総発電量 52,260kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,011kwh


6号基 森谷ソーラー 畑作仕様 最新標準モデル 宝塚市大原野 2017.07.03稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 285W×200枚
57kw/下部面積1反(1,000平方メートル)/パワコン「新電元」12.3kw×4台 49.2kw
(ソーラーシステム 設置者 西田 均 下部農地 地主/耕作者 仲清人)
2018年の年間総発電量 61,841kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,084kwh
2019年の年間総発電量 59,866kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,050kwh
2020年の年間総発電量 59,583kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,045kwh
2020年の年間総発電量 59,583kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,045kwh
2021年の年間総発電量 59,752kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,048kwh
2022年の年間総発電量 60,766kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,066kwh
2023年の年間総発電量 57,637kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,011kwh



固定資産税(償却資産)

太陽光発電設備は資産なので市税(資産税)が課税されます。
宝塚市では5年間の課税免除制度を創設してソーラー発電事業の普及を支援しています。
平成27年(2015年)以降に設置した設備 対象(ランニングコスト支援措置)
税率 評価額の1.4パーセント
耐用年数 17年 償却率 0.127(1年目×0.936/2年目以降×0.873)
取得金額
1,700万円の場合(純利益予測41万/買取価格21円)
年数
評価額
税額(評価額×0.014)
1

15,912,000

222,768

2

13,891,176

194,476

3

12,126,996

169,777

4

10,586,867

148,216

5

9,242,334

129,392

6

8,068,558

112,959

7

7,043,851

98,613

8

6,149,282

86,089

9

5,368,323

75,156

10

4,686,546

66,611

11

4,091,354

57,278

12

3,571,752

50,004

13

3,118,140

43,653

14

2,722,136

38,109

15

2,376,424

33,269

16

2,074,618

29,044

17

1,811,142

25,355

18

1,581,127

22,135

19

1,380,323

19,324

20

1,205,022

16,870

5年間の減免総額 864,629円 6年目以降の合計額 774,469円 資産税総額 1,639,098円
税額の高い最初の5年分の課税が免除されることがなければ、土地を借りての設置や
融資を受けての設置は厳しくなります。宝塚市の寛大な措置に感謝申し上げます。
(減免措置が続けば発電設備の設置が増え、結果的には市の税収も増える。)
・・・が !!
残念ながら・・・減免措置は議会の反対により29年度(2017年)で終わってしまいました。

ソーラーシェアリングの設備は農業施設なのではないでしょうか?
営農設置許可条件なので「税金を取らず農業を支援すべき」と考えます。 


一般社団法人西谷ソーラーシェアリング協会では
兵庫県 等からの融資を受けて2018年に3基のソーラーシェアリングシステムを設置する予定でしたが
3基のうち、2基が隣接しており地主が同じなので「分割案件」ということで1基しか認めてもらえず
不本意ながら
システム設置は2基となりました。

兵庫県平成30年(2018年)度地域創生!再エネ発掘プロジェクト 設備導入無利子貸付事業
平成30年(2018年)9月25日 採択決定 2,500万円の融資決定!!

兵庫県の自然エネルギー事業に対する融資
貸し付け対象 県内の法人及び法人格を持った団体/
1案件につき最高3,000万円 /最長20年返済/無利子 

農地を借りて2基設置する場合の収支試算
設置工事費 1,500万円×2 3,000万円
県の融資額
2,500万円(貸し付け限度 事業費の8割市民出資金 700万円
売電収入 約130万円/年×2 260万円
借地料 10万円/年×2 20万円 差し引き残高 約240万円/年
県への返済金 2,500万円÷20年 125万円 差し引き残高 約115万円/年
手数料
(兵庫県) 2,500万円×0,002 5万円 差し引き残高 約110万円/年
110万円−年平均諸経費 56.6万円(損害保険/パワコン更新/固定資産税/廃棄費用/管理費10万円)
 差し引き残高 約53.4万円/年
約53.4万円/年 は市民出資金の返済と協会活動費に充当する

市民出資金の返済金
700万円÷20年 35万円 差し引き残高 18.4万円/年
市民出資への利息 700万円×0.015(1.5%) 10.5万円
市民出資への返済金総額45.5万円/年( 910万円/20年 )
差引残高(普及・啓発等の活動費に充当) 約7.9万円

借地料や市民出資への返済金は20年間確実に入ってくることが約束されているので安心して使えるお金です。
眠っていた資金が世の中へ回るようになるので地域経済が活性化してデフレも解消する。


ソーラーシェアリング 7号基 坂谷通ソーラー 畑作仕様 最新標準モデル 宝塚市切畑 2018.12.17稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 285W×200枚
57kw/下部面積1反(1,000平方メートル)/パワコン「新電元」12.3kw×4台 49.2kw
(ソーラーシステム 設置者 西谷ソーラーシェアリング協会 下部農地 耕作者 柴田邦雄)
2019年の年間総発電量 61,560kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,080kwh
2020年の年間総発電量 61,069kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,071kwh
2021年の年間総発電量 62,758kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,101kwh
2022年の年間総発電量 63,704kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,118kwh
2023年の年間総発電量 62,446kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,095kwh

ソーラーシェアリング 8号基 センハクソーラー 畑作仕様 最新標準モデル 宝塚市切畑 2019.02.26稼動
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 285W×200枚
57kw/下部面積1反(1,000平方メートル)/パワコン「新電元」12.3kw×4台 49.2kw
(ソーラーシステム 設置者 西谷ソーラーシェアリング協会 下部農地 耕作者 柴田邦雄)
2019年の年間総発電量(2.26〜12.31) 53,700kwh
2020年の年間総発電量 60,259kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,057kwh
2021年の年間総発電量 63,135kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,107kwh
2022年の年間総発電量 64,892kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,138kwh
2023年の年間総発電量 63,749kwh/太陽光パネル1kw当たりの年間発電量1,118kwh

非常用電源

どの号基にも それぞれに非常用電源(1.5KW)を設置
大規模災害時には公共電源として地域貢献!!
大災害が続発する昨今、電気食料が確保出来るソーラーシェアリングの存在価値
重要性絶大です!!


ブランド化!!
ソーラーシェアリング下部農地で育てた農産物には付加価値が生まれる
プラス 無農薬・無化学肥料・自然農法による安全で品質の高い農産物を生産しています。
宝塚市内にある自前のお店で好評販売中 (1号基・2号基・7号基・8号基)
日本農業の
一つの目指すべき農法と考えます。!!
地域を元気に !!

市民農園(4号基)をさらに開設して市民協働による農地の利用
を促進していきます。
各種団体との連携事業の展開(甲子園大学フードデザイン科・コープこうべ)
甲子園大学 活動の様子
農福連携 障害を持った方に時給1,000円を支払っても利益が出せるように(実践中)

ソーラーシェアリングは新しい農業の形!!・発電も農業 !!
電気の地産地消 ソーラーの里「西谷」として
ソーラーシェアリングのさらなる増設を目指します!!
2019年10月現在8基(総発電量416kw/総設置費用1億3,000万円)


当地に於ける2018年最新標準仕様システム
ソーラーシェアリング 収支予測(買取価格18円 2018年現在の単価
1反(必要面積)57kwシステム/1,500万円 (設置費用/2基同時着工)
太陽光パネル「Qセルズ」(独) 285W×200枚 合計出力57kw(パワコンで50kwに制御)
(キロワット単価26.3万円)

年間発電量予測 60,000kwh約16軒分の電力量)
売電収入 1,080,000円/1年(年間発電量60,000kwh×売電単価18円)
純利益 190,000円/1年
売電収入108万−経費89万円)
減価償却費75万円(1,500万円÷耐用年数20年)年平均諸経費14万円(保険18万円/パワコン更新費用140万円/資産税120万円)
利回り 0.0126(約1.3%)19万円(純利益)÷1,500万円(設置費用)
発電コスト14.8円/kwh(89万円÷6万kw=14.8円)

買取価格の動き
固定価格買取制度(FIT)の目的は原子力や化石燃料に依存しない自然エネルギーを利用したエコな発電を
普及させる事にあります。
その為に必ず利益のあるように買取価格が設定されています。そして普及の度合いに応じて買取価格は下げられて行きます。
2014年度内
32円/2015年4月〜 29円/2015年7月〜 27円/2016年4月〜 24円/2017年4月〜 21円
2018年1月〜18円/2019年4月〜14円/2020年4月〜13円

2021年4月〜12円
2022年4月〜11円
2023年4月〜10円

2016年以降の買い取り価格の動きは普及の度合いとは全く連動せず、次第に設置が困難になりつつありました。

そしてついに、買取り価格が発電コスト(14.8円)を下回ってしまい、
FITを使ってソーラーシェアリングを普及させることが出来なくなってしまいました。
FITを使わない方法で、いかにしてソーラーシェアリングを普及させるのか、只今模索中


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