あらすじ
徳島県にある阿波おどりの有名連・月夜連で選抜メンバーとして活躍する高校生・四宮桂子(しのみやけいこ)。
しかし、桂子は動画サイトで東京の劇団「三茶パラダイス」の映像を観て夢中になり、高校を出たら上京し、演劇の道に進もうと決心する。
父を数か月に渡り説得しようとするが大反対を受ける桂子。更には阿波おどりも辞めることを決意した桂子は、長年お世話になった月夜連の連長・赤坂に会いに行く。
突然の報告に驚く赤坂連長であったが、桂子の気性を理解し諭そうとする。
一方で、桂子の幼馴染みの横谷稔(よこやみのる)は、幼い頃から桂子に想いを寄せており、引き留めようとするのだった。
果たして、桂子の夢の行方や如何に。。。
阿波おどりとは…
徳島県(旧・阿波国)を発祥とする盆踊りであり、日本三大盆踊りである。約400年の歴史がある日本の伝統芸能のひとつである。
徳島県内の小・中・高等学校では体育の授業や体育祭などで「阿波おどり」を演目として採用している学校も多数あり、
国内最大規模を誇る徳島県民の代表的な踊りである。
― 劇中ナレーション ―
阿波おどりとは、観た瞬間に、一瞬にして心奪われ、涙を誘う、四百年の歴史を背負った踊りである。