沢山の皆様のご来場、誠に有難うございました。

脚本・演出　横沢 丈二

2005年10月19日（水）〜10月23日（日）

いつの時代であろうか・・・・・・霧に霞んだ森の奥深くに、古城のごとき格式を感じさせる、ローマン・カトリックの教会がそびえ立つ―――。

太陽が顔を見せる昼の時間には、礼拝者が集い、司祭がそれに応じる。

教会では健全経営が為されていた。だが、室内にはそれらしき装飾が見られない。

イエス・キリスト、聖母マリア、一つの十字架すら見当たらない。室内唯一の窓であるステンドグラスは、禁忌の敷布によって覆われている―――。

『正義を象徴する裏には悪がある。』

陽光を遮断していた敷布に解き放たれ、ステンドグラスの窓より射し込む蒼き月光が室内を燈す瞬間、この館に君臨する闇の王者がその姿を現す。コウモリがざわめき、狼の遠吠えが聞こえる。この館の主こそ、吸血鬼ドラキュラ伯爵。

『月を制する者、地球を俯瞰して見る者なり。』

ドラキュラが月に託した想いとは何か？

太陽の光を拒み続ける理由は何処にあるのか？

幾世紀にも渡って、血を求め続けることのみに己の存在価値を探し、善の象徴である教会に住み永らえる、ドラキュラの真意は・・・・・・

『まぶし過ぎた・・・・あまりに太陽がまぶし過ぎたのだ・・・・・！』

――― 不朽のモダンホラーに隠された謎が、今ここに解き明かされる！

シアターＶアカサカ - THEATER V AKASAKA -

〒107-0052 東京都港区赤坂2-16-9 かつのビル TEL 03（3583）6040（代）

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前売4,000円 / 当日4,200円

※日時指定・全席自由