2020年10月更新 


詩と思想新人賞叢書14 『あの日、水の森で』
草間小鳥子/著

いいえ、あれは朝の光。
あなたが手放そうとしたもののすべて
ISBN978-4-8120-2596-3
定価 本体2000円+税
発行日 2020年10月25日


[新]詩論・エッセイ文庫11『家族の肖像』
水崎野里子/著

自らが生まれて育った場所であり、そして母の最期を看取りに戻った場所でもある吉祥寺、思い出と家族の顔が交差する感動の「吉祥寺物語」、そして孫への讃歌。さらには演劇への情熱。アイルランドの詩人たちのそれぞれの家族事情まで、複数の視点から「家族」を考察した稀有の労作ここに誕生!
ISBN978-4-8120-2590-1
定価 本体1400円+税
発行日 2020年10月5日


詩集『トカゲ』
阿賀猥/著

いつも苦しいんだ。苦しい思いを噛み締めているんだよ。なぜ苦しいのかわからないんだ。けど苦しいんだ。身体中を虫が食い荒らしているように思うよ。いつもそうだよ。
いつもいつも奇声を発しているよ。それが僕の歌なんだ。
いつもいつも悲鳴。悲鳴上げていない時はね、その時は死んでいるんだ。それだけ。
ISBN978-4-8120-2587-1
定価 本体1400円+税
発行日 2020年10月15日


詩集『しのばず』
青木由弥子/著

告げるべき言葉をのみこみ
こみあげてくるものを抑えて
ふれる
押しかねる扉の
きしみ
ふたりで
押す
手を
そえて
ひらかれたひろやかなひろがり
ISBN978-4-8120-2592-5
定価 本体2000円+税
発行日 2020年10月10日


詩集『河口にて』
田代卓/著

詩集はスケールも大きく始まる。宇宙の一存在としての人間、解放感、生きることの原初、素朴さ、人の孤立と集団への回帰を描く。さらに、自然の複雑な時間の推移が描かれる。田代氏でなくては描く事の出来ない世界だ。また、詩人がとらえた風物、見聞、体験が原風景として描かれる……いつまでも輝きを失わない珠玉の思想とことばが全五十六篇を覆っているのである。
(佐々木久春・解説より)
ISBN978-4-8120-2585-7
定価 本体2000円+税
発行日 2020年10月5日


[新]詩論・エッセイ文庫10『詩人だってテレビも見るし、映画へも行く。』
愛敬浩一/著

これはドラマ論ではありません。映画論でもありません。詩論でも、文芸評論でも、もちろんありません。どこから読んでも、「愛敬浩一」がいっぱい詰った、クロスオーバーな世界の書物です。「根っからの批評家」とは、こういう存在なのですから。
…なるほどなあ。
ISBN978-4-8120-2560-4
定価 本体1400円+税
発行日 2020年9月10日


詩集『夢の途中』
やまもとさいみ/著

気がつけばいつも わたしは彷徨っている
探し物をしていて 探し物が見つからなくて
そのうち 自分がどこにいるかも分からず
途方に暮れているのだ
ISBN978-4-8120-2578-9
定価 本体2000円+税
発行日 2020年9月10日


詩集『七月』
伊藤信一/著

美しい
にせものたちには
七月がよく似合った
最後の子音は
口に出してはいけない
革命はなかった
ISBN978-4-8120-2583-3
定価 本体2000円+税
発行日 2020年8月31日